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2009年5月28日

“親子特訓”

 先週の書き込みにあった野田口相玉(旧姓・李相玉、元韓国女子代表)さんへの取材を敢行しました。
 20日(水)の夕方、大崎セブンの練習が終わった大崎電気体育館に現れた相玉さんは、すぐにもボールを握って楽しそうに練習を始めました。その相手は長男の賢志君。そう、親子の“ハンドボール特訓”だったのです。
 高校3年生の賢志君は、これまでハンドボールキャリアはないものの「どうしても大学でハンドボールをやりたい」という夢を持ち続け、1年ほど前から個人練習をやり始めたのでした。
 当初は「ハンドボールは厳しいスポーツだから、なめるんじゃないよ」と猛反対していた相玉さんでしたが、1人で黙々とトレーニングする賢志君の熱意に動かされて“親子特訓”がスタート。
 たった2人だけの練習ですが、さすが“伝説のスーパースター”相玉さんが手取り足取りで指導するだけに、お手の物だったラテラルパスやバックパスなどのテクニックもふんだんに取り入れられていました。
 185㎝と体格にも恵まれている賢志君。大学に入って本格的なハンドボールプレーヤーとなり、「将来は日本代表選手になりたい」と目を輝かせて語ってくれました。これからいくつも壁にぶつかるでしょうが、そんな大きな夢を抱き続ける賢志君と、それをサポートしようとする相玉さんに熱いエールを送りたい気持ちになりました。夢いっぱいの“親子特訓”は、まだまだ続きます。
 詳しいリポートは7月号(6月20日発行)をお楽しみに。(写真は相玉さんと賢志君親子)


カテゴリー: 本誌
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