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2015年11月12日

「中学ではサイドプレーヤーでした」日本リーグアンバサダー北原里英さん

11月2日に第40回日本リーグの記者会見が行なわれました。ここで発表されたのが、40回大会を記念した大会アンバサダーです。その大会アンバサダーに就任したのがアイドルグループNGT48の北原里英さん。

多田博日本ハンドボールリーグ機構会長(右)からアンバサダーに任命された北原さん

多田博日本ハンドボールリーグ機構会長(右)からアンバサダーに任命された

会見中にあった、北原さんと元大崎電気で現在日本リーグ機構マーケティング部マーケティングチームリーダーを務める東俊介さんのトークショーをお届けします。

 


司会者(以下、司)―ハンドボールと北原さんが結びつかない方が多いと思うのですが、じつはですね、北原さんは中学時代にハンドボール部に所属されたということでうかがっておりますが。

北原さん(以下、北)―はい、そうですね。中学3年間ハンドボール部でした。

司―どんなきっかけで入部されたんですか。

北―あの、元々ですね、球技がすごく苦手で。なんか小学生のころってドッジボールが上手だとモテるじゃないですか。モテるんですよ、小学生のころって。ドッジボールが上手な子と足の速い子はモテるんですよ。男子も女子も。

でも私はドッジボールがすごく下手で、球技が苦手だったので、ちょっとこれではまずいなと思いまして。一番部活の中でも、球技らしいハンドボール部で球技の上達をめざそうと思って、入りました。苦手克服のために入りました。

司―それがきっかけだったんですね。

東さん(以下、東)―僕はドッジボール得意だったんですよ。

北―そうですね。やっぱりハンドボールやっている人は絶対得意ですよ、ドッジボール。投げるのも、取るのも。

東―そうそう。それでドッジボールって中学に入るとないじゃないですか。だからハンドボール部に入るっていう人も結構多かったりするんですけど。どちらの中学でハンドボールされてたんですか。

北―中学ですか。愛知県出身なので、愛知県一宮市の中学で。

東―ハンドボール王国ですね。愛知県。

北―そうですね。一宮はわりと大会もハンドボール部はすごい盛り上がっていて、結構盛んでした。

中学時代、チームには東さん(中央)派と宮﨑選手派に分かれていたという

サイドプレーヤーだったという北原さん

 

 

東―一宮にハンドボールチームがあるのはご存知ですか? この日本リーグの中の。

北―あ。なんかちょっとちらっとお聞きしました。

一同―(笑)

東―豊田合成ブルーファルコンというチームが一宮をホームにしていてですね。で、昨シーズンの日本リーグで新人賞を取った豊田合成の小塩豪紀選手が、まあまさに北原さんと同級生で、今、日本リーグの注目の選手としているんですけれども。

北―ついに自分の同級生が活躍されていると。でももしかしたらどこかで会っているかもしれないですもんね。そんなことはないか。

一同―(笑)

司―可能性はなきにしもあらずということですよね。ポジションはどのあたりをされていたんですか。

北―私はサイドでした。

司―サイドといいますと、どういったところがポイントなんでしょう。

東―そうですね。コートの端っこのほうにいるんです。それであれですよね、足が速くないとだめですよね。

北―そうですね。シュート後の速攻だったりだとか、そういったところも練習したりしていました。足は速かったです。

司―ほかにハンドボールをされていて印象に残ったこと、思い出、エピソードはありますか。

北―そうですね。あの、本当に私が今仲良くしている地元の友だちはみんな部活の仲間だったりとかして、本当にハンドボールもすごいチームプレイが大事なスポーツだと思うので、そういったところで団結力だったりとか、部活内で、チームのみんなで協力して戦うことの喜びだったりとかを、ハンドボールで学んだなというふうには思っています。

東―今、NGT48のキャプテンをされているじゃないですか。キャプテンをやるうえで、ハンドボールをやっていてよかったな、活きてるな、ということってありますか。

北―ありますね。やっぱり当時から部活内でもめ事とかがあったりしたとき時も、ちゃんと発言して解決とかしていたんですよ。中学生ながら。

そういう点では思った事をちゃんと口にするというのを学んだのは部活でだったと思うので、今、キャプテンになって言いづらいことがあってもちゃんと言えるようになっているのは、部活のおかげかなって思います。

東―ハンドボールのおかげですね。

北―ハンドボールのおかげです。

司―当時気になっていた選手ですとか、目標にしていた方なんかはいらっしゃるんですか。

北―あのですね、当時、練習の日が雨だった時は、教室で日本リーグの試合を見るっていうのがあったんですね。その中で、うちの部活は、宮﨑大輔選手(大崎電気)派と東俊介選手派に分かれていたんですよ。

司―なんとまあ。

東―いいですよ。気を遣わなくていいですよ。

北―ホントなんですよ、それが。ホントに。しかもなんていうんですか。ホントに五分五分の人気を誇っていて、どっち派か、みたいな感じで盛り上がっていたんです。

中学時代、チームには東さん(中央)派と宮﨑選手派に分かれていたという

中学時代、チームには東さん(中央)派と宮﨑選手派に分かれていたという

 

東―局地的ですね、それはおそらく。だいたい僕、円グラフにしたらほんの細いところにしかならないですよ。

北―うちの部活では半々の人気を誇ってらっしゃったので。

東―中学校はどこでしたっけ。

北―中学校ですか? 中学は丹陽中学校というところなんですけど。

東―僕、行きますそこに。

北―ぜひ来てください!

司―受け継がれているといいですね、その精神。

東―あ。今はそうじゃないかもしれないですね。

北―でも、その当時のハンドボール部のメンバーとやっているラインに、昨日も「明日東俊介選手と仕事するんだよ」って連絡をしたら、みんな「あースゲー!」って言ってましたよ。

東―ほんとですか。僕も入れてくださいよ、そのライン。

司―みなさん嬉しいかもしれませんね。

北―そうですね。

東―北原さんはちなみにどっち派だったんですか。

北―私はですね。まあ、宮﨑大輔選手派だったんですけど。でも、でも半々でしたから。

東―そうですか…。

司―ほかにもいらっしゃいますから東さん派が。気を落とされないでください。

東―(笑)

司―最後に、今後プレーヤーとしてではなくてですね、アンバサダーという立場でハンドボールに携わることになりますが、アンバサダーとしての活動になにか意気込みがあれば教えてください。

北―はい。そうですね。ハンドボールは本当にやっていても楽しいですし、見ていてもすごいプレーが華やかで、すごい華のあるスポーツだと思っています。

もっと日本で有名になったり人気になったらいいなとずっと思っていたので、今回アンバサダーに就任させていただいたので、私が少しでも力になってハンドボールを盛り上げていけたらいいなと思っています。

司―あの東さん。聞くところによると、ハンドボールを盛り上げるために、スポーツだけではなく、なにかオシメンというか投票するものがあるとうかがいましたが。

東―そうですね。今回、40回を機にですね、北原さんがアンバサダーになっていただいたことも偶然なんですけれども、「オシメン総選挙」ということで、(日本リーグの)プログラムにハガキがついていまして、そこに好きな選手を書いていただいて、それを集計してシーズンが終わった時に発表するというイベントもありますので。

北―あーもう、選手の心の負担を考えると苦しいです。

東―(北原さんは)もう総選挙は何回も経験されているので。

北―はい、何度も経験していますから。

東―ぜひ北原選手にも投票していただいて。

北―そうですね。先ほどおすすめしていただいた…。

東―小塩選手ですね。

北―はい小塩選手。ちょっと注目してみようと思います。

東―開幕戦(11月14日・東京)には豊田合成の試合もあるので。

北―ああ。じゃあお会いするかもしれないですね。

司―当日いらっしゃるということなんですよね。
では、本当の最後にハンドボールファンのみなさまへ北原さんからのメッセージをお願いいたします。

北―はい。ハンドボールは本当に初心者でもルールはそんなに細かくないので楽しめるスポーツだと思います。これまであまり興味がなかった方にもぜひ注目してもらえたら、ハマるんじゃないかなと思うので、ぜひ注目してください。

11月14日の日本リーグ男子開幕戦に来場予定

11月14日の日本リーグ男子開幕戦に来場予定

 


カテゴリー: JHL
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