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2016年10月10日

少年女子・茨城がVで3冠達成 岩手国体4日目

第71回国民体育大会(国体)ハンドボール競技は、岩手県花巻市を舞台に熱戦を繰り広げています。
競技は6日から行なわれ、4日目の9日に少年女子と成年男子の決勝戦、3位決定戦が行なわれました。

 

少年女子と成年男子の試合結果は以下のとおりです。

 

 

【少年女子結果】
・3位決定戦
香川 22(11−8、11−13)21 福岡

・決勝
茨城 28(12−6、16−11)17 大阪

 

 

 

【成年男子結果】
・3位決定戦
宮城 26(11−12、15−12)24 千葉

・決勝
愛知 30(12−15、18−10)25 埼玉

 

 

少年女子は、水海道二高の茨城と、四天王寺高の大阪が高校最後のタイトルをかけて戦いました。試合は序盤から茨城ペースに。駆けつけた大勢の応援団の後押しを受けた相澤、齊藤らが得点を重ね前半11分6−1と好スタートを切ります。守護神・宝田の7mTセーブもあり、前半は12−6で折り返します。後半もペースが落ちず、7分には10点差まで開き、そのまま茨城が28−17で勝利。準決勝までの3試合は延長など苦しみながらの勝利でしたが、この日はその鬱憤を晴らすような快勝でした。これで水海道二高は、春のセンバツ、夏のインターハイに続いて3つ目のタイトルを獲得し、高校3冠を達成しました。
キャプテンの相澤は「地域の方、先生方、仲間のみんなの支えがあったからこそ。感謝したいです。3冠は誇りになります」と偉業をかみしめていました。

応援団と喜びをわかちあう茨城セブン

応援団と喜びをわかちあう茨城セブン

 

 

3位決定戦では香川が福岡を下し3位に。香川はセンター内堀とポスト松原のコンビを中心に福岡の3:3DFを崩し主導権を握ります。終盤に追い上げられましたが、最後は相手のスカイプレーを守り、逃げ切りました。

 

 

成年男子は、愛知(トヨタ車体)が逆転勝利を収め、6年ぶりの優勝を果たしました。トヨタ車体としては初の国体制覇。V4中の埼玉(大崎電気)は5連覇ならず。
前半は信太のミドルシュートがゴールネットを揺らし、15−12と埼玉が3点リードで折り返しましたが、後半から愛知がDFを立て直すと、7分に高木がスティールし、そこから津屋のミドルシュートが決まり18−18の同点にします。ここからシーソーゲームが続きましたが、24−23と愛知リードの20分、門山が埼玉DFを突破し2点差、直後に再び門山のミドルシュートでこの試合初の3点リードを奪います。諦めない埼玉は、勢いよくシュートを放ちますが、そこは愛知GK甲斐がシャットアウト。愛知のトヨタ車体は9月の全日本社会人選手権に続き、今シーズン2つ目のタイトルを獲得しました。

チーム最多9得点でタイトル獲得に大きく貢献した愛知・門山

チーム最多9得点でタイトル獲得に大きく貢献した愛知・門山

 

 

成年男子3位決定戦では、宮城(トヨタ自動車東日本)が勢いに乗る千葉(選抜)に競り勝ちました。後半25分まで22−23と追いかける展開から濵口の連打でリードし、崎前が右サイドから決めて勝負あり。敗れて4位になった千葉は強豪社会人クラブのFOGを主体に有力大学生が加わった布陣で日本リーグ勢にも充分戦えることを示しました。

 

また、この日には少年男子と成年女子の準決勝が行なわれました。

 

【少年男子準決勝】
山口 27−18 茨城
沖縄 29−25 長崎

 

【成年女子準決勝】
石川 31−13 広島
熊本 25−16 鹿児島

 

 

大会最終日の本日は、少年男子と成年女子の2種目で決勝、3位決定戦の4試合が予定されています。

 

国体の詳細結果は日本ハンドボール協会ホームページをご覧ください。
http://www.handball.jp/games/2016/kokutai/2016kokutai.htm

 


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