2017年3月3日
いよいよ、最終週を迎える第41回日本ハンドボールリーグ(JHL)。第19週を終えた時点で、男子は大同特殊鋼、大崎電気、トヨタ車体、湧永製薬がプレーオフ進出を決めています。一方、女子は北國銀行、広島メイプルレッズ、オムロンの3チームがプレーオフの切符を手にしましたが、最後の1枚をソニーセミコンダクタマニュファクチャリングと三重バイオレットアイリスが争っている状況です。残された試合はあと1つ。どちらがプレーオフ行きを決めるでしょうか。
第19週の結果は、JHL NEWSをご覧ください。
3月4日(土)、5日(日)に行なわれる第20週の日程は以下のとおり。
【第20週日程】
・3月4日(土)
埼玉・さいたま市記念総合体育館
14:00~ 大崎電気-トヨタ自動車東日本
鹿児島・霧島市国分体育館
13:00~ ☆ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング-北國銀行
沖縄・沖縄県立武道館アリーナ棟
18:30~ 琉球コラソン-豊田合成
・3月5日(日)
愛知・知立市福祉体育館
12:00~ ☆HC名古屋-三重バイオレットアイリス
14:15~ トヨタ車体-大同特殊鋼
岐阜・大垣市総合体育館
13:00~ ☆飛騨高山ブラックブルズ岐阜-オムロン
プレーオフ最後の切符を争うソニー(勝点17)と三重(同16)。自力突破の可能性を残すソニーが先に試合を行ないます。勝てばもちろん4位が決まりますが、相手は15連勝中の女王・北國銀行。勝利のためには前週のオムロン戦で見せたようなプレーは必須。チーム全員がここ一番で力を発揮できるか。
ソニーが引き分け以下に終わった場合、翌日に試合を控える三重にプレーオフ進出の可能性が出てきます。ソニーが引き分け、三重が勝利の場合、勝点18で並びますが、リーグ規定により、直接対決で3勝している三重が上位になるため、初のプレーオフ進出が決まります。
三重の相手は6位のHC名古屋。リーグ戦では三重の2連勝となっていますが、名古屋は前週、ソニーを下し勢いに乗っています。しかも愛知での試合と、簡単にはいかないでしょう。
ソニーが意地を見せてプレーオフ進出を果たすか、それとも三重が逆転で初めての大舞台行きか。2日間にわたる熾烈な争いの結果はいかに。
女子はこのほかに、飛騨高山ブラックブルズ岐阜とオムロンが対戦。飛騨高山は勝利しても順位は変わらないものの、地元での最終戦に挑みます。対するオムロンは、勝利するとレギュラーシーズンを2位で終えることになります。
上位4チームが決まった男子は3試合。大崎電気、琉球コラソン、トヨタ車体がそれぞれホームで最終戦を戦います。とくに注目なのが、車体と大同特殊鋼のカード。13勝1分1敗と抜群の成績でレギュラーシーズン1位が確定した大同は、DFが安定しています。1試合平均23失点はリーグトップ。ここが大同の強みです。
対する車体は、437得点(リーグ1位)と攻撃力がめだちますが、ここ3試合は1勝2敗とやや調子を落としています。プレーオフにつなげるためにも、ここで宿敵・大同を叩いておきたいところ。いかに、エアポケットをなくすことができるかが車体にとって勝利のカギになります。
大崎は、相性のいいトヨタ自動車東日本戦。勝利すると2位が確定します。
5位・琉球-6位・豊田合成の試合は、結果によっては順位が入れ替わる可能性があります。琉球は地元で有終の美を飾って、順位をキープできるか。
各試合はJHL公式動画配信サイト『JHL TV』で配信されます。今シーズンの試合はアーカイブとして残ってるので、過去の試合を見直すこともできます。
各チームの情報や、今シーズンの詳細日程は、JHL公式ホームページからご確認を。
また、3月18、19日の男子プレーオフ、25、26日の女子プレーオフの情報もJHL公式ホームページに載っています。
JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com