2013年11月22日
今日から全日本インカレが開催されます。
競技は明日の23日から27日まで行なわれます。
各地区の春、秋季リーグ戦や東西インカレを勝ち抜いた男子32、女子24チームが舞台となる山梨に集い、「優勝」の二文字をめざし、熱戦を繰り広げることでしょう。
今回は、大会直前の20日に発売した弊誌12月号に掲載した大会展望を特別公開します。
【12月号38ページより】
全日本インカレ直前展望
大会展望 男子
王者・日体大の進撃を止めるのはどこか
大学日本一を決める全日本インカレが11月23日に開幕する。今年の学生王者に輝くチームはどこになるのか。
まずは男子の組み合わせから見ていこう。
関東リーグで春秋連覇した早大は左上のシードに入ったが、初戦の相手は中部大。西日本インカレで出場権獲得を逃した中部大は秋季リーグで復調し3位となった。関東1位の優勝候補でも決して侮れない相手だ。
ブロック左下の勝ち上がりを予想するのは難しい。
西日本インカレ準優勝の大体大、関東3位の筑波大、関西春季優勝の関西大とどこが4強入りしてもおかしくはない。とくに筑波大と関西大の1回戦はここで相まみえるのがもったいない組み合わせだ。
左腕エース池辺を擁し破壊力のある明大や節目となる10回目の出場の高松大、西日本インカレ3位の大経大などが打倒日体大をめざすが、やはり王者が頭1つ抜けているか。
2年連続で西日本インカレ王者として大会に臨む中京大は右下ブロックのシードに。前回大会では11年ぶりに4強入り。それを経験したメンバーが今年も多く残っており、決勝進出への意気込みも高い。関東4位の東海大は関西2位の桃学大との初戦に。1回戦の好カードの1つだ。
常連校だけではなく、新鋭、復活組の活躍に期待がかかる。
創部4年目の駿河台大と、同じく6年目の桐蔭横浜大はうれしい初出場。フレッシュな風を巻き起こせるか。
復活組では10年ぶりの岐阜大、12年ぶりの近大などがいるが、なんといっても眼を引くのは1972年以来41年ぶりの出場となる立大だろう。過去には2回の優勝経験(1963年、67年)があるだけに、古豪が久々の大舞台でどんなプレーを見せてくれるか。
大会展望 女子
優勝の本命は大体大
3年連続で関西勢が優勝している女子は、圧倒的な力で春秋のリーグ戦と西日本インカレを制した大体大が一歩リードしているのは間違いない。
その大体大と前回大会の決勝で激戦を繰り広げた大教大は、シードを逃したため1回戦からの登場となった。
大体大を追うのが関東上位4校の東女体大、東海大、筑波大、日体大だ。関東勢の目標はもちろん優勝旗奪還。3大会連続で関東勢は決勝にも進めておらず、どのチームが準決勝を突破できるか。
その中で、東女体大は春秋ともに全勝での優勝と安定感は抜群。4年ぶりの優勝となると、日体大の通算優勝記録に並ぶ。
富士大対環太平洋大、桐蔭横浜大対関西大など接戦が予想される組み合わせも多い。
とくに女子では唯一の初出場となる小樽商大と、6年ぶりの出場となる琉球大の一戦に注目したい。
インカレの詳細日程などは、日本協会ホームページにてご確認ください。
これから大会最終日まで、ブログや弊社Twitterアカウントで大会情報をお伝えしていきます。
お楽しみに!
前回大会の決勝から