2017年8月25日
いよいよ明日26日から、第42回日本ハンドボールリーグ(JHL)が開幕します。
今大会は女子が2チーム新たに参戦したほか、試合数も増加と前回大会から比べて大きな変化がありました。上位4チームが進むプレーオフ争いも、より白熱した戦いになるでしょう。
来年3月11日まで続くレギュラーシーズンをどのチームが制するのか。
毎週、展開を占っていきます。
まずは第1週の試合日程です。
【第1週日程】
・8月26日(土)
埼玉・和光市総合体育館
14:00~ 大崎電気-湧永製薬
石川・小松総合体育館
12:00~ ☆北國銀行-飛騨高山ブラックブルズ岐阜
愛知・ウィングアリーナ刈谷
12:00~ ☆HC名古屋-大阪ラヴィッツ
14:00~ トヨタ車体-トヨタ紡織九州
愛知・豊田合成健康管理センター
13:00~ 豊田合成-北陸電力
広島・中区スポーツセンター
14:00~ ☆広島メイプルレッズ-三重バイオレットアイリス
熊本・熊本県立総合体育館
14:00~ ☆オムロン-プレステージ・インターナショナル アランマーレ
・8月27日(日)
沖縄・沖縄県立武道館アリーナ棟
14:00~ 琉球コラソン-大同特殊鋼
※☆=女子
男子は、大崎電気と湧永製薬が3年連続で開幕戦でぶつかります。
過去2試合はいずれも引き分け、さらに大崎が追いつくという展開でした。両チームともに今年こそ、という思いは強いはず。とくに湧永は、5月の全日本社会人選手権で9位と出遅れただけに、王者から勝点2を奪って波に乗りたいところ。杉山監督体制でのリーグ戦初白星もかかります。日本代表を多く抱える大崎は連携面にやや不安を残しますが、守護神・木村を軸とした堅守から素早い展開に持ち込み白星発進をめざします。
悲願の初優勝をめざすトヨタ車体は香川新監督のもと、ホームで新シーズンを迎えます。相手は昨シーズン終盤から好調をキープするトヨタ紡織九州。前回大会の個人賞を獲得した岩下、下野のGK陣を軸に、攻守でアグレッシブな姿勢を見せる紡織をどう崩すか。ベテラン門山、津屋らのシュートがカギを握りそうです。
琉球コラソンから趙顯章を獲得(現段階では未登録、8/28追記、追加登録されました)した豊田合成は、北陸電力とのホームゲームに臨みます。昨シーズンは過去最高の5位に入った合成。武田、ロペス、小塩ら戦力は整いつつあるので、初のプレーオフへ向けて好スタートを切れるか。対する北電は、5月の社会人選手権で湧永を破るなど勢いは充分。第37回大会から続く連敗記録ストップに挑みます。
その趙が抜けた琉球は地元・沖縄で大同特殊鋼と戦います。ホームの大声援を背に、1点差で敗れた昨年の借りを返したいところ。
女子では、現在レギュラーシーズン49連勝中の女王・北國銀行が、節目の50連勝をかけて飛騨高山ブラックブルズ岐阜と対戦します。北國はライン際の巧みな動きでチャンスを演出した後藤が引退したこともあり、荷川取監督がキーマンにあげる長身の永田らポストに入る選手のデキが今シーズンのカギを握るでしょう。
広島メイプルレッズ-三重バイオレットアイリスの一戦は、昨シーズンに続いての開幕カードになりました。前回は快勝(29-13)を収めた三重が勢いに乗り、初のプレーオフ進出につなげました。その試合から三重は池原、角南が移籍、広島は韓国代表の李美京が昨シーズン途中に加入し、笠木が引退と、両チームともに主力に変化があります。果たして今回はどのような結果になるのか。
新規参入の2チームは今週に初陣を迎えます。
大阪ラヴィッツはHC名古屋、プレステージ・インターナショナル アランマーレはオムロンが相手に。ともにJHLでのプレー経験を持つ選手がチームを引っ張ります。もちろん、それだけでは長いシーズンを戦えないので、若手らの活躍に期待がかかります。記念すべき初勝利をつかめるかにも注目です。
今シーズンもJHL公式動画配信サイト『JHL TV』で試合がライブ配信されます。各チームの情報や、今シーズンの詳細日程は、JHL公式ホームページからご確認を。
JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com