2014年9月29日
アジア大会に出場中の日本女子代表が昨日の9月28日、準決勝に臨みました。
相手は大型選手を多く要する中国。
前半は持ち味の積極的な攻守で中国を突き放します。
とくに、今年6月のヒロシマ国際で日本代表デビューしたばかりの角南がカットインで得点を量産。
そして、東濱の要所での得点や、藤間のナイスセーブが日本をさらに勢いづけました。
果敢にゴールを狙い、9点をあげた角南
中国の7mTをキャッチしてセーブし、小さくガッツポーズする藤間
17-10と大きくリードして後半へつなげると、前半同様思い切りのいいOF、アグレッシブなDFで中国を苦しめました。
しかし、試合半ばから、中国の猛追にあいます。後半12分にはこの試合最大となる11点差(24-13)をつけた日本ですが、そこから一気に追い上げられると、試合終了までの18分間で中国に12点を奪われ、日本は4得点と、前半とは打って変わり苦しい展開となりました。
それでも、後半半ばまでに作った貯金がモノを言い、さらに最後まで攻撃的なDFや足を止めずにゴールを狙う姿勢を変えなかった日本が28-25で勝利を収めました。
これで決勝進出が決定し銀メダル以上が確定しました。
10月1日に行なわれる決勝では、韓国と戦います。
地元開催ということで、準決勝の韓国-カザフスタン戦でもたくさんの韓国サポーターが客席を埋めて声援を送っていました。決勝戦はさらなる盛り上がりが予想されます。アウェイムードの中でも、日本がどれだけ持ち味を発揮できるか。
栗山監督は韓国戦に向けて「観客がたくさん入る中での試合ははすごく興奮するし、そうした状況でもしっかりと戦いたい。韓国も日本と同様、積極性のあるハンドボールをしているが、DF面では日本の方がアグレッシブだと思っているのでそれを武器に戦いたい」と意気込みを話しました。
決勝戦は10月1日18時から試合開始です。
日本の応援団にあいさつする選手と栗山監督
詳しい日程や結果などは日本協会ホームページ、または大会ホームページよりご確認ください。
日本協会ホームページhttp://www.handball.jp/games/2014/asian_games/2014asian_games17th.html
大会ホームページ
http://www.incheon2014ag.org/index