2017年12月15日
第42回日本ハンドボールリーグ(JHL)は、12月16、17日に第16週4試合が行なわれます。
いよいよ年内最後の試合。今週を終えると、女子に続いて男子も中断期間に入ります。日本選手権、年明けのアジア男子選手権後の2月10日から再開予定。
前週では5位・大同特殊鋼がエース東江を欠く状況ながら琉球コラソン、そして4位の湧永製薬に競り勝ち2連勝。順位を1つ上げて4位になり、5位・湧永との勝点差も4まで開きました。
大崎電気、豊田合成、トヨタ車体の上位3チームは手堅く勝点を積み重ねています。
今週は勝点1差で迎える2位・合成-首位・大崎の直接対決に注目が集まります。
第16週の日程は以下のとおり。
【第16週日程】
・12月16日(土)
岩手・花巻市総合体育館アネックス
16:00~ トヨタ自動車東日本-トヨタ車体
愛知・豊田合成アリーナ
14:00~ 豊田合成-大崎電気
佐賀・神埼中央公園体育館
15:00~ トヨタ紡織九州-大同特殊鋼
・12月17日(日)
福井・北陸電力福井体育館フレア
11:00~ 北陸電力-琉球コラソン
第16週は2日間で4試合が行なわれます。
なんといっても、合成-大崎の上位対決が今週の焦点になります。
ホームでの戦いになる合成は、勢いが止まりません。第8週で大崎に敗れて以来、8試合負けなし。7勝1分で一気に2位まで順位を上げてきました。ケガを抱えて万全ではない選手もいますが、全員でカバーし合いながら戦ってきています。ここで大崎撃破となれば、その力は本物か。また、会場の豊田合成アリーナでの試合は今シーズン4戦全勝。ファンの後押しも受けて、首位奪取をめざします。
対する大崎のカギはDFでしょう。前週の湧永製薬戦では、2点ビハインドで迎えた後半に逆転勝利。その大きな要因になったのが、GK木村を含むDFで守って、そこから素早く速攻に持ち込むパターンでした。守りからリズムを作れると大崎のペースになります。
今シーズンのリーグ戦では大崎が2戦2勝。そのままの大崎3連勝となるか、それとも合成のホーム全勝ロードが続くのか。
また、この試合で大崎が勝利し、トヨタ自動車東日本がトヨタ車体戦で引き分け以下に終わった場合、大崎のプレーオフ進出が決まります。
前週、3連勝を狙ったトヨタ紡織九州でしたが、車体に1点差で惜敗し、琉球コラソンには25-25の引き分け。連勝を伸ばすチャンスを逃しましたが、序盤戦に比べて明らかにチーム状態はよくなっています。今週は大同特殊鋼と対戦。お互いに韓国代表(紡織:金東喆、朴永吉、大同:朴重奎、尹時烈)を擁するチーム同士とあって、激しい攻防が見られることでしょう。
大同は今週から出場可能になる尹がチームにどのような刺激を与えるか。とくに攻撃面での変化に注目です。勝てば今シーズン初の3連勝になります。
このほか、岩手で東日本-車体、福井で北陸電力-琉球のカードが組まれています。東日本は4位以内に入るためには、これ以上勝点を落とすことはできません。そのためにもロースコアのゲームに持ち込みたいところ。北電と琉球はともに白星が遠ざかっている中での対戦に。どちらが勝点2を手にするでしょうか。
各試合はJHL公式動画配信サイト『JHL TV』で試合がライブ配信されます。各チームの情報や、今シーズンの詳細日程は、JHL公式ホームページからご確認を。
JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com