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2019年1月18日

5点リード活かせず初勝利逃す 世界男子選手権第5戦

第26回世界男子選手権(ドイツ、デンマーク共催)は現地時間17日、1次リーグ最終戦が行なわれ、B組の日本代表・彗星JAPANはバーレーンと対戦。

後半途中に5点リードを奪いますが、試合終了間際に逆転弾を許し、22−23で敗れました。この結果、日本は5戦全敗のB組6位でプレジデントカップ(順位決定戦)に回ることになり、19日にA組6位の統一コリアと対戦します。

 

ここまでの4戦で6:0DFをベースに戦ってきた日本は「相手エースへのマークを厳しくすることと、攻撃回数を増やすため」(キャプテン信太)、東江をトップに置いた5:1DFでスタートします。

前半は両チームともに決定打を欠き、10−9のバーレーンリードで折り返します。後半に入ってもシーソーゲームが続きましたが、9分に日本が流れをつかみます。

元木のカットインが決まり、15−14と勝ち越すと、東江のカットインで加点。ここで劣勢のバーレーンが7人攻撃を仕掛けてきますが、冷静に対応した日本は相手のミスを誘い、ボールを奪うと土井、元木が無人のゴールにシュートを決めて19−14と5点リードを奪います。

速攻、サイドシュートを高確率で決めた日本・元木

速攻、サイドシュートを高確率で決めた日本・元木

 

しかし、試合はこのまま終わりません。なりふり構わず攻めてくるバーレーンOFを止められず、徐々に差を詰められます。逃げ切りたい日本は残り4分、元木のサイドシュートで22−20としますが、ここから2本の7mTを与えてしまい、同点に追いつかれます。

バーレーンはハビブ(写真)の強引な突破が逆転の糸口を作った

バーレーンはハビブ(写真)の強引な突破が逆転の糸口を作った

 

残り1分を切り、同点(22−22)の場面で日本は左腕・渡部が勝ち越しを狙いシュートを放つも、枠をとらえ切れず左ポストに弾かれます。そして、最後の攻撃に出たバーレーン・メルザに、残り5秒でステップシュートを決められて逆転負け。日本は5点リードを守り切れず、1次リーグ5戦全敗という結果になりました。

[日本得点者]9点:元木、5点:渡部、2点:土井、吉野、東江、1点:成田、信太

逆転負けを喫し呆然とする日本セブン

逆転負けを喫し呆然とする日本セブン

 

信太は「(1次リーグをとおして)内容に手応えを得るゲームもあったが、今は結果がほしい」と、勝ちゲームといえる展開で勝てなかったショックを隠し切れないようすでした。

プレジデントカップでは統一コリア(A組6位)とまずは対戦します。ここで是が非でも大会初勝利をつかみたいところです。統一コリア戦は会場をデンマークのコペンハーゲンに移し行なわれ、現地時間19日13:00(日本時間19日21:00)スローオフです。

 


カテゴリー: 世界, 日本代表
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