2014年11月27日
11月22日に開幕した男子第56回・女子第50回全日本学生選手権(インカレ)は26日に最終日を迎え、男女の決勝戦が行なわれました。 決勝戦のスコアは以下のとおり。
【男子決勝】
中部大 31 (12- 8, 19-16) 24 日大
※中部大は初優勝
【女子決勝】
大体大 28 (16- 4, 12- 9) 13 大教大
※大体大は2年連続3回目の優勝
2年前と同じ大体大−大教大という関西対決になった女子決勝は、序盤から大会連覇を狙う大体大が強さを見せました。キャプテンの大山が力強いプレーでチームをけん引すると、佐々木がミドルシュートを四隅に打ち分けて大教大を翻弄します。1年生のGK馬場、左バック北原も躍動。 前半だけで4−16と大体大に大量リードを許した大教大ですが、後半に持ち味であるDFで立て直します。一時は大体大に5分間以上得点させないなど見せ場を作りました。 前半のリードを活かした大体大は、60分間走りきり、15点差で見事に連覇を達成しました。
日体大、早大と近年頂点を極めてきたチームを下した中部大と、相次ぐ接戦をものにしてきた日大がぶつかり合った男子の決勝戦。 日大・水町のミドルシュートで幕を開けるも、中部大が先行します。中間ポストやサイドからのキリを織り交ぜながら、日大の3:3DFを崩し得点を重ねます。 前半で13−8とリードした中部大はその後も得点ペースが落ちず、右サイド美並、左バック竹内らが着実にシュートを決めました。 日大は追い上げようと原、荒川らで中部大ゴールに迫るも、長身GK岡本が準決勝の活躍を思い出させるようなセーブを連発し、日大の追撃を許さず。 終わってみれば31−24と中部大が快勝を収め、悲願の初優勝を果たしました。
閉会式では個人表彰が発表されました。 表彰は以下のとおり。
【男子】
・優秀選手
宮田一輝(中部大)
岡元竜生(中部大)
福田丈(中部大)
小泉佑輔(日大)
原健也(日大)
玉城慶也(早大)
柴山裕貴博(大体大)
・特別賞
岡本大亮(中部大)
渡邉昭洋(日大)
・優秀監督賞
蒲生晴明(中部大)
【女子】
・優秀選手
大山真奈(大体大)
河嶋英里(大体大)
佐々木春乃(大体大)
馬場敦子(大体大)
眞継麻礼(大教大)
石井優花(東女体大)
林るうな(筑波大)
・特別賞
角南果帆(大体大)
板野陽(大教大)
・優秀監督賞
楠本繁生(大体大)
今回のインカレは初めての岐阜開催でしたが、3連休や日本リーグの同時開催もあり、連日大盛況に終わりました。 来年は北海道・函館が舞台になります。
大会の詳細は日本協会ホームページにて。