2019年11月24日
熊本世界女子選手権(11月30日~12月15日)の前哨戦、JAPANCUP2019・女子は24日に最終日を迎え、日本代表・おりひめジャパンは、ブラジル代表と対戦します。
おりひめジャパンはここまでスロベニアに28-28、フランスに23-28の1敗1分。ブラジルも2連敗と白星がない状況です。ともに世界選手権前最後の試合ということで、結果と内容を求める一戦になるでしょう。
ブラジルとは9月にノルウェーで開催された「インタースポーツカップ」で顔を合わせ、26-26の引き分け(開催国ノルウェーの意向で結果は引き分け扱いで7mTCが実施され日本27-29ブラジル)でしたが、両チームともにこのゲームから何人かメンバーが変わっており、それが試合にどう影響するでしょうか。
おりひめジャパンは司令塔・横嶋、キャプテン原が相次いで負傷。世界選手権直前に大きなアクシデントに見舞われましたが、スロベニア、フランスとのゲームではセンターに入った大山、石立がゲームをコントロールしました。コンビネーションプレーの精度も高く、全員で主軸の欠場をカバーしようとしています。
対するブラジルはベテラン・ナシメントが代表メンバーに電撃復帰。38才の左腕は世界選手権初制覇(2013年、セルビア)の立役者の1人で、今も変わらずしなやかなプレーを見せています。ほかにも世界的名手アモリンや切れ味鋭く切り込んでくるロドリゲス、フィジカルが強いヴィエイラら役者が揃っています。フランス、スロベニアに敗れたものの、個々の能力は高く、けっしてあなどれないチームです。
ナシメントは日本戦に向けて「難しいゲームになるが、ベストを尽くしたい」とコメントしました。
日本での世界選手権に弾みをつけるためにも、おりひめジャパンはなんとしても勝利がほしいところ。ここまでの2試合、やや失点の多さが気になるだけに、ブラジル戦では永田(し)、GK亀谷を軸としたDFで踏ん張れるかがカギになるでしょう。
日本–ブラジルのゲームは17:30スローオフ。試合はYouTubeでライブ配信されます。
ブラジル戦のライブ放送はこちらから→https://www.youtube.com/watch?v=WTRPtJP8ogk