2015年3月1日
いよいよ、日本リーグの女王の座を決める女子の第39回日本リーグプレーオフが開幕。石川県・小松総合体育館には会場いっぱいの人が集まり、声援が飛び交いました。
昨日は準決勝の2試合が行なわれました。
結果は以下のとおりです。
【準決勝】
北國銀行 31(17-7、14-13)20 ソニーセミコンダクタ
オムロン 23(11-9、12-10)19 広島メイプルレッズ
1試合目となった、ホームの北國とソニーの一戦は、出だしからミスの続くソニーに対し、北國は塩田、横嶋(彩)、八十島らで確実に得点して3-0と先行しました。その後、ソニーは立て直しを図ったものの、北國のGK寺田の攻守が光るDFに苦しみ、さらに北國は速攻などで得点を積み上げて、前半で17-7に。大量リードで後半を迎え、メンバーを入れ替えながら、さらに差を広げようとする北國に対し、ソニーは石井らが要所で得点して食い下がります。しかし、前半の10点差は大きく差は縮まらぬまま、31-20で北國がレギュラーシーズン1位の貫録を見せつけました。
2試合目はオムロン-広島。レギュラーシーズンではオムロンが2勝1敗と勝ち越してはいるものの、どの試合も点差はわずかで、さらに1度は広島が勝利しているだけに接戦が予想されました。いざ、試合が始まると、出だしで流れをつかんだのは広島。今季最優秀新人賞に輝いている松村らの得点と、GK毛利のファインセーブで4-0とリードしました。その後もさまざまな攻撃を仕掛けて得点を積み重ねようとますが、オムロンも持ち味の堅守でそれをしっかりと抑え、徐々に攻撃にもつながり出し、前半22分には逆転。後半序盤でオムロンはさらにリードを広げますが、試合終盤、司令塔・稲葉が退場の蓄積で失格となりピンチに。それでも、宋海林で攻めたてる広島の攻撃を最後まで守り切ったオムロンが決勝進出を決めました。
本日行なわれる決勝カードは北國-オムロンに。前回に続き2年連続この2チームで女王の座を争うことになりました。レギュラーシーズン全勝でホームの勢いもある北國と、昨年末の全日本総合に続き4連覇のかかるオムロンの戦いは本日13:15から。
決勝もインターネット配信がありますのでお見逃しなく。
http://univ-sports.tv/static_pages/view/hb_2015/