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2015年3月21日

最後のタイトル争い始まる 男子プレーオフ準決勝

日本ハンドボールリーグの最終決戦、ANA CUPプレーオフ(男子)が21日、東京・駒沢体育館で行なわれました。

準決勝の結果は以下のとおり。

大崎電気 31(15-13, 16-14)27 琉球コラソン
大同特殊鋼 26(14-13, 12-10)23 トヨタ車体

 

第一試合は、レギュラーシーズン全勝の大崎と初のプレーオフになる琉球による戦い。
立ち上がりこそミスがめだった琉球は、得点王・棚原の強打で流れを引き寄せます。徐々に足が動き出した3:3DFが機能したこともあり21分に11−9としますが、前半30分を終えた時点で15-13とリードしていたのは大崎。残り5分を切ってから小澤、豊田らの4連打で抜け出しました。
後半も終始大崎がリードを保ちます。元木の個人技などで6:0DFに変えてきた琉球を切り崩し、守っては相手のミスを着実に速攻へつなげて点差をキープ。東長濱らで追撃してくる琉球を振り切り、31-27で決勝進出を決めました。

大崎の小澤は積極的にゴールを狙いチーム最多の7得点。サイドからのキリも効いていた

大崎の小澤は積極的にゴールを狙いチーム最多の7得点。サイドからのキリも効いていた

 

琉球・東長濱は会場全体に伝わるほどの気迫を見せた

琉球・東長濱は会場全体に伝わるほどの気迫を見せた

もう一つの準決勝、レギュラーシーズン2位のトヨタ車体と同3位の大同特殊鋼の試合は、第一試合とは違った様相に。
プレーオフ16連勝中の大同は仕上がり順調で、先手必勝と言わんばかりに、序盤から車体を攻め立てて23分に11-5とします。対する車体は今季限りで引退する光増の力強い突破を皮切りに、ここから7分間で8点を奪い、一気に立て直し1点差にまで詰め寄り前半を終えます。
後半は互いに一点を取り合う緊迫したシーソーゲームに。その均衡を破ったのは大同でした。
一時は車体に逆転を許しましたが、18分から27分にかけてに野村のミドル、武田の速攻など3回の2連打で25−21。勝負強さを見せて今季1度も勝てていなかった車体をここで下し、プレーオフの連勝記録をさらに伸ばしました。車体は突き放せる場面でのシュートミスが響き準決勝敗退。

試合終盤、連続セーブで勝利を引き寄せた大同の守護神・久保(侑)

試合終盤、連続セーブで勝利を引き寄せた大同の守護神・久保(侑)

車体は攻撃が不発に終わり、決勝進出ならず(写真は木切倉)

車体は攻撃が不発に終わり、決勝進出ならず(写真は木切倉)

明日の決勝は大崎ー大同と昨年末の全日本総合決勝と同じカードになりました。
総合で完勝した大崎が、4年ぶりにトロフィーを獲得するか。それとも大同がまたしても大一番で伝統の強さを発揮するのか。

明日の決勝は14:15スローオフ。
試合の模様はインターネット配信されます(配信開始は13:00から)。
配信は以下のURLにて。またはニコニコ生放送でも配信があります。
http://univ-sports.tv/static_pages/view/hb_2015/


カテゴリー: JHL
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