2015年4月24日
リオデジャネイロ・オリンピック出場をめざす日本男子代表は、22日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで第1回強化合宿を始めました。
今回は3月に就任した岩本真典監督による初めての合宿になります。
合宿3日目の24日は、本格的なトレーニングに入りました。前日のトレーニングではかなり走り込んだようで、身体が重そうな選手もいました。
軽いウォーミングアップのあと、すぐに試合形式へ。参加メンバーを2チームに分け試合をしました。
初の代表合宿参加となる植垣(大崎電気)や山田(トヨタ自動車東日本)ら若手陣は、キレのある動きでアピール。とくに山田は持ち前の豪快なミドルシュートと身体の強さで得点を重ねました。
ベテラン勢、中堅も持ち味を出しました。高智(トヨタ車体)とともに最年長となる千々波(大同特殊鋼)は得意のDFでけん引。今シーズンの日本リーグで個人5冠に輝きいた棚原(琉球コラソン)も強打でゴールを奪いました。
岩本監督は「(ゲーム形式を見て)いい選手が揃ったと改めて実感した。OFではまだまだ修正点は多いが、自分が思っているところまでめざせる。4局面(セットOF、速攻、セットDF、バックチェック)以外のところも大事にしたい。戦う姿勢や、ルーズボールというところを大切にしていきたい」と3日目を終えての感想を話しました。
また、注目を集めるのは海外組と大学生の6人。海外組の3選手はシーズン中のため欠席し、大学生は春季リーグなどで不参加となりましたが、岩本監督は「(海外組は)どんなプレーをして、どんな影響を与えてくれるか」、「(大学生について)先のことも考えつつ、若い選手たちには『日本代表』がどのようなものか伝えられれば。もちろん、それぞれの長所が活きてくれば、メンバー入りも」と期待を込めていました。
岩本ジャパン最初の合宿は5月1日まで行なわれる予定です。
招集されたメンバーはこちらでご確認ください。